The Mikado
オペラ「The Mikado」を観ました。

正確にはオペレッタというのでしょうが、違いがよくわからない私には、短いか長いかだけで、どっちもオペラです(笑
ミュージカルとも言われているようですが、たしかに台詞の部分も歌っていないところが多いです。(ミュージカルとオペラの違いは、セリフを歌うか喋るかだと私は勝手に認識しています)

アーサー・サリヴァン作曲。
ブライアン・マクドナルド演出の、日本語字幕つきのやつです。

イギリスの古い作品で、ギルバート&サリヴァンといえば、コミックオペラの有名コンビ。・・という情報を得、オペラとギャグコミカル作品が大好きな私は飛びつきました。

しかし、なんてひょうきんな作品でしょう!日本をおちょくってるってことで、日本にとって天皇制が今よりも大きかった当時は、一時イギリスで上演停止、なんてこともあったらしいです。
おちょくられてる側の、日本人である私ですが、思わずにやりと笑いながら鑑賞してしまいました。

あらすじは、処刑マニアのミカドが即位して、「いちゃつき罪」なるおふれを出しちゃったところから。夫婦以外の男女が見つめあったり、ためいきをつきあったりしたら、打ち首です。役人も市民も困っちゃいました。そして、解決策として、囚人のひとりを「首切り大臣(Lord high executioner)」にかつぎあげてしまいました。
この囚人、ココ(Ko-Ko)というんですが、次に首切られるはずの人だったのです。つまり、次に首切られる人が首切り大臣になった→処刑を再開するには、まず自分の首から切らなけりゃいけない、っていう屁理屈を思いついたのですね!(笑)あったまいい!!

そーんなこんなでお話は進んでいくのです。

音楽がまた秀逸です。たくさんではありませんけど、何作かオペラを観たことがありますが、これだけ素敵な曲が詰まっている作品には、なかなか出会えるものではありません。次から次へ歌われる曲、ほとんど耳に残ってますもん!
理由のひとつとして、コミックオペラっていうところも、私にとって大きいと思われますが。元気な曲とか、ひょうきんな曲とか大好きですから、大体においてそういう雰囲気の歌曲を並べられると、楽しくてしょうがなくなります(笑)皆さんもそうでしょうけれども、私はギャグフェチ(?)なので、殊だと思われます。

演出がすごく気に入ったので、ブライアン・マクドナルドの名を覚えてきたのですけど、ネットで検索してもなかなか出てきませんね。カナダの方らしいです。
彼が手がけている作品、何かご存知でしたら、是非情報をいただきたいものです。
プーバー役のリチャード・マクミランさんも、声がすごく好みだったので気になったのですが、古い作品だからでしょうね。検索では収穫は得られませんでした。

この作品の中で、気になったことは、「ミカド」がどうやら政治を担っているような。日本の天皇って、普通は直接おふれを出したりしませんよね。日本史に暗いのではっきりと断言はできませんが、政治の主権を握るということは稀だったのではないでしょうか。イギリスの作品ということで、そのあたり、日本への誤解があったのかもしれません。皇帝みたいな感じだと思ったんでしょうね。
たしかに、天皇って、日本人の私にもよくわからない存在です。猪瀬直樹さんの「ミカドの肖像」という天皇制に関しての本がよくThe Mikadoについての参考図書として挙げられているので、手にとってみたのですが、なにぶん分厚くて持て余しております(汗)でっかくて持ち歩けないし!さわりだけめくってみましたが、とても興味深そうなので最後まで・・と思ってはいるのですが・・が・・が・・・(フェードアウト(ぉ

ギルバート&サリヴァン、ハマってしまいました。他の作品も見たい・・すごく見たいです。入手困難でしょうか。がんばって探してみたいです。
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# by m-kakegawa | 2005-05-26 23:13 | 雑記(Memo)
  
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